障がい者の就活ガイド

必要なのにこれまでなかった、障がい者のための実践的就活本ができました! いま多くの企業が「障がい者の方に活躍してもらいたい」と考えています。障がい者を取り囲む環境が大きく変わってきているのです。 具体的には労働力の減少、障害者雇用納付金制度の対象となる企業の範囲の拡大、改正障害者雇用促進法による明確な差別禁止などです。 社会に出て会社で働く障がい者の人は、人の役に立つこと、社会の役に立つことにやりがいを感じ、いままで以上に充実した人生を送れる可能性が高くなります。 ◎どうやって求人を探すの? ◎障がいのことはどう伝えればいいの? ◎応募や面接のしかたは? ◎相談できる機関や制度はあるの? 本書は準備から面接、内定、そして就労まで、その流れとノウハウをわかりやすく解説しています。 著者の紺野さんは「脳性麻痺による脳原両上肢機能障害(2級)」という障害をもちながら現役の会社員として働く傍ら、障がい者雇用の啓発活動や障がい者の就労支援を行っています。 あなたは会社に必要とされています!


働くことで得られることはたくさんあります。一人の能力ではできないことも、みんなで協力すればできることは格段に増えていきます。障がいによりできないことを悩むよりも、自分ができること・得意なことを活かしていけばよいのです。いま私は、働くことに大きな幸せを感じています。だからあなたにも社会に出てこの喜びを感じてもらいたいのです。(著者より)


目次
はじめに
第1章 障がい者の雇用環境について知ろう
第2章 就職活動、ここがポイント! 準備編 あなたは一歩踏み出せる
第3章 就職活動、ここがポイント! 応募編 入りたい会社に巡り合う
第4章 就職活動、ここがポイント! 一般採用編 可能性にチャレンジ
第5章 内定を得て入社へ 就労のポイント!
おわりに
特別付録 相談・支援機関/特例子会社一覧


紺野大輝(こんの・たいき)
1976年、北海道生まれ。「脳性麻痺による脳原両上肢機能障害」という障がいをもって生まれる。「一生歩けない」と医師から宣告されるが、4年間の入院生活で歩けるようになる。法政大学卒業後、都内老舗ホテルで5年間勤務する。当時、障がい者採用の存在を知らず一般採用で就職活動を行うが、50社目に内定を受ける。2006年、障がい者採用で転職をする。現在は現役の会社員として働く傍ら、障がい者雇用の啓発活動や障がい者の就労支援を行う。「全国・講師オーディション2015−100年後に残したい話−」にて「奨励賞」を受賞する。
型番 978-4-86528-166-8
販売価格
1,980円(税180円)
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