CHINA'S DISRUPTORS 中国の起業家たちがつくる新しいビジネスのルール

中国の創造的破壊者(ディスラプター)たちは、なぜ生まれ続けるのか。

ハイアール・グループCEO・張瑞敏 推薦! バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ、美団点評、吉利汽車、恒安国際…… 起業家へのインタビューとデータを元に浮かび上がってくる、成功の新条件とは。


【本書のポイント】
●IT企業だけでなく、製造業や医療部門なども含め、中国の民間企業を幅広く調査
●市場の特徴、政府の支援や規制、年間所得の上昇など、社会・経済的諸要因も交えて描く
●国内だけでなく、世界のビジネスに影響する中国式経営・ビジネスの特徴にも言及


【本書の内容】
★中国の起業家たちはなぜ成長をつづけるか
   1970年代以降の中国起業家の類型とビジネスの特徴
★なぜ起業家が生まれるのか
   規模、市場の開放性、支援と規制、テクノロジー
★中国民間企業はどのように経営されているか
   スピード、多面的課題とイノベーション、資金と人材
★ディスラプターは世界にどう影響するか
   民間企業の海外投資と世界市場の開拓
★ディスラプターは中国国内に何をもたらしたか
   社会・経済・文化構造の変化
★中国の台頭に国際企業はどう対応すればよいか
   中国市場の特徴、「中国的」経営・マネジメント方式の統合

【目次】
序 日本語版によせて
はじめに われらの時代の企業
第1章 不可能はない Anything Is Possible
第2章 門戸を開放する Wide Open
第3章 やるか、さもなくば死か Do or Die
第4章 海外へ Outbound
第5章 変化する中国 Changing China
第6章 正しい反応 The Right Response
第7章 機会の国 The Land of Opportunities
謝辞

訳注


「成功する確率は常に低い。試行錯誤の末に成功を収められる割合もごくわずかだ。それでも多くの人間が挑戦すれば、多数のなかのわずかな一部でも大きな衝撃をもたらすことができる。」(本文より)



エドワード・ツェ Edward Tse
中国系のグローバル戦略コンサルティング会社、ガオ・ファン・アドバイザリー・カンパニー創業者兼CEO。国内外を問わず、多数の会社の戦略立案および適用を助けるかたわら、世界銀行、アジア開発銀行、中国政府にも協力し、中国の経済改革政策に関連する諸問題に取り組んでいる。『中国市場戦略 グローバル企業に学ぶ成功の鍵』(日本経済新聞出版社)等の著作があり、『ハーバード・ビジネス・レビュー』『Strategy+Business』『サウス・チャイナ・モーニング・ポスト』『チャイナデイリー』等にもエッセイや記事を寄稿している。香港・上海在住。

松本 剛史 Tsuyoshi Matsumoto
1959年和歌山県生まれ。東京大学文学部社会学科卒。ダイヤー『米中 世紀の競争』(日本経済新聞出版社)、ヒューズ『対テロ戦争株式会社』(河出書房新社)、メンジーズ『1421』(ヴィレッジブックス)、ブース『暗闇の蝶』(新潮文庫)など訳書多数。
販売価格
2,420円(税220円)
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