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文芸・評論・エッセイ
いつも来る女の人
いつもの喫茶店でコーヒーを飲んで、街を歩いて、 部屋に戻ったらノートブックを開いて。 さあ、小説を書いてみようか。
片岡義男最新短編集。
ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、
作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など、
書き下ろしを含む8篇を所収。
小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、
「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。
目次
「イツモクルオンナノヒト」
「あとがきを書いてください」
「金曜、雨模様、気温8度」
「黒いニットのタイ」
「ただそれだけ」
「レモネードとあさりの貝殻」
「どしゃ降り餃子ライス」
「ミネストローネ」
片岡義男
1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳をはじめる。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野生時代新人賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの作家活動のほかに写真家としても活躍し、数多くの著作がある。
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1,980円(税180円)
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