「海行きたいね」と彼女は言った

燃え殻のベストセラー恋愛小説が映像化!
監督:森義仁 出演:森山未來、伊藤沙莉 原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』スピンオフフォトストーリー
(2021年11月5日よりNetflix&劇場公開)
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1996年横浜────今でも、似た匂いがすると、この日のことを思い出す。
その日は目当の映画もやっていないかったし、喫茶店のケーキは冷凍だったし、せっかくの海も曇り空だったのに彼女は「なんか、今日はついてるね」と笑って、僕の手を握った。
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もう会うことはかなわない、自分の運命を大きく変えてくれた“最愛の人”との忘れられない一日
原作・映画では描かれなかった、あの日の記憶をたどるPhoto Movie 伊藤沙莉主演「あの日はなんでか全部がよかったーー1996年横浜」に加え、原作者・燃え殻によるエッセイ2篇を収録。

動画制作:森義仁、岩間徳裕/曲:ハルカ(ハルカトミユキ)『BLUE FRIDAY』

出演:伊藤沙莉、写真:木村和平、脚本:高田亮
Photo Movie「あの日はなんでか全部がよかった────1996年横浜」

今でも、似た匂いがすると、この日のことを思い出す。
その日は、なんでか、全部がよかった。


原作:燃え殻(もえがら)
1973年生まれ。神奈川県出身。小説家、エッセイスト、テレビ美術制作会社企画。2017年『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー。著書に小説『これはただの夏』、エッセイ『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』がある。

出演:伊藤沙莉(いとう・さいり)
1994年生まれ。千葉県出身。20年に第57回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、東京ドラマアウォード2020で助演女優賞、21年に第63回ブルーリボン賞助演女優賞、第45回エランドール賞新人賞受賞。22年1月からドラマ『ミステリと言う勿れ』が放送、主演映画『ちょっと思い出しただけ』が早春公開。著書に『【さり】ではなく【さいり】です。』。

写真:木村和平(きむら・かずへい)
1993年生まれ。福島県出身。18年に「第19回写真『1_WALL』審査員奨励賞」を受賞。ファッションや音楽、映画などの分野で撮影を行っている。著書に『あたらしい窓』など。

脚本:高田亮(たかだ・りょう)
1971年生まれ、東京都出身。2011年『婚前特急』で劇場映画脚本家デビュー。14年『そこのみにて光輝く』(14)でキネマ旬報ベスト・テン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞。脚本作品に『武曲 MUKOKU』『まともじゃないのは君も一緒』(21)など。

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映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』
2021年11月5日〜劇場&Netflixで公開
原作:燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮文庫刊)
監督:森義仁 脚本:高田亮
CAST:森山未來(佐藤誠)、伊藤沙莉(加藤かおり)他
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド
Story
1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。“普通”が嫌いな彼女に認められたくて、映像業界の末端でがむしゃらに働いた日々。1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった—。
そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……。
販売価格
1,980円(税180円)
購入数