うたいおどる言葉、黄金のベンガルで

コムアイさん推薦!
「自転車で古墳を巡っていた少女がベンガルで映画を撮ることになるのは必然だったのか。」

高校の教室で天啓を浴びて天竺を目指した少女は、「チンタ・ナイ(心配ない)」を合言葉にインド・西ベンガル州とバングラデシュを駆け巡り、ベンガル文化を日本に伝える紹介者となった。
リクシャで爆走するダッカ市街、とても「sweet」なベンガル語と力強いヒップホッカルチャー、嵐の沖縄で思い出すコルカタの雨季、惜しみなく愛情を注ぎ合うベンガルの友人たち、自分たちの言葉を守るために流された血……。
映画『タゴールソングス』の監督としても注目を集める著者がベンガルへの愛と驚きを込めて綴った、16のエッセイ。

目次

少女ササキ、天竺をめざす
このうえなく「甘い」ベンガル語
やさしくてしあわせな「食べさせられ放題」
チケット・トゥ・リクシャライド
永遠のタンデムパートナー
言語の迷宮から映画の森へ
歌物語は今日も生まれる、ベンガルラップ・ヒストリー
家を飛び出す女たち
合言葉は「チンタ・ナイ(心配ない)」。ダッカ国際映画祭
歌はベンガルの歴史を忘れない
賢治とタゴール、同じ空を見上げて
となりのベンガル人
愛情の王国で「家族」を見つける
「言葉の箱」にベンガル語も英語も詰め込んで
六つの季節をめぐりたい
うたいおどる言葉、黄金のベンガルで

あとがき
販売価格
1,980円(税180円)
購入数