クソッタレな俺をマシにするための生活革命

脱引きこもり中の引きこもり、男らしさを考え直してたら、人間として生き直すことになった──

熱くて小規模な冒険がいま始まる!


リアルの世界の人には肉体がある。当然だろうと思うかもしんないが、ネットに入り浸りそういう感覚が希薄だった俺にはこれが「発見」だった。

初の著書『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』がヒット、エッセイストとして華々しくデビューした済東鉄腸31歳。

書籍刊行後、インタビューにラジオ出演に引っ張りだこの毎日。他者の中で揉まれ、自身を相対化するにつれて、「社会の中で俺って一体、なんなんだ? 男らしさってなんなんだ?」という問いにつきあたる。人生を振り返ってみると、これまで「男らしさ」に悩んだことがなかったのは、そもそも「人間として」自分に自信がなさすぎるからだった…! 

人間として、男として、自らの手で選び取った「男」という性をよりマシなものにするため、脱引きこもりを目指して冒険に出る。とはいえ、主にそれは大好きなニッケコルトンプラザと自宅の往復がほとんど。放棄してきた「生活」の細かな実践、生身のリアルな人間との関係構築へと、少しずつ歩み出す。

そして思いは、最も身近で最も遠かった他者である両親へ──

31歳、はじめてだらけの生活革命!
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1,980円(税180円)
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