ストレンジオグラフィ Strangeography

「エッセー(essai=試み)とは、またそれ自体がジャーニー(journey=一日分の徒歩旅行)でもあった—」書物をめぐるエッセイでもあり、紀行文でもあり、卓抜な批評でもある。美しい文章で綴られた読書の快楽を堪能する1冊。
心はさまざまな土地によってできている。
土地と土地のその並びは、きみだけのもの。
それがストレンジオグラフィ。
すべての親密なストレンジャーたちのために


管啓次郎 (スガ・ケイジロウ)
1958年生まれ。詩人、比較文学者。これまでの詩集に『数と夕方』、地・水・火・風の四大元素を主題とした『Agend’Ars』『島の水、島の火』『海に降る雨』『時制論』4部作(いずれも左右社)がある。各地での招待朗読や詩祭への参加のほか、「朗読劇銀河鉄道の夜」の活動を続けている。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学』(講談社現代新書)、『The Dog Book』(NOHARA)のほか、翻訳書多数。明治大学理工学部教授(批評理論研究室)、理工学研究科総合芸術系PAC(場所、芸術、意識)プログラム教授。
型番 978-4-903500-99-7
販売価格
1,980円(税180円)
購入数