時制論 Agend’Ars4  

地水火風、四大元素によって織りなされるこの地上世界を感じながら、旅し、移動し続けるということ──

読売文学賞受賞作家・管啓次郎による、現在を、過去を、森を、海岸を、光を、風を、人間を、圧倒的スケールで描く連作詩集! イメージが明滅し交錯する──。「Agend’Ars」シリーズ第4弾。この一冊で、詩人・管啓次郎の誕生を告げる連作16行詩のこころみは完結。



管啓次郎 (スガ・ケイジロウ)
1958年生まれ。詩人、比較文学者。これまでの詩集に『数と夕方』、地・水・火・風の四大元素を主題とした『Agend’Ars』『島の水、島の火』『海に降る雨』『時制論』4部作(いずれも左右社)がある。各地での招待朗読や詩祭への参加のほか、「朗読劇銀河鉄道の夜」の活動を続けている。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、小池桂一との共著『野生哲学』(講談社現代新書)、『The Dog Book』(NOHARA)のほか、翻訳書多数。明治大学理工学部教授(批評理論研究室)、理工学研究科総合芸術系PAC(場所、芸術、意識)プログラム教授。
型番 978-4-903500-93-5
販売価格
1,760円(税160円)
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