教育の方法

いま、社会に求められる学校とはどんな学校なのか。誰もが体験してきたが故に、ともすれば客観的に認識することの難しい授業の時間。そこで起きていることを比較・分析する方法論を示し、授業研究の歴史を概観する。「学びの共同体」を提唱する著者による、学校の未来を考えるための1冊。【13刷】


本書は、カリキュラムや授業や学びについての最新の研究の成果をわかりやすく提示するとともに、学校改革における論争的な課題についても提起し、読者の皆さんが教育の事実の認識を深め、さまざまな教育問題に対する思索を深める基礎を提供していきます。(「まえがき」より)」


[目次]
まえがき
第1章  授業と学びの世界へ
第2章  変貌する教室
第3章  授業の様式
第4章  授業の歴史 (1)欧米
第5章  授業の歴史 (2)日本
第6章  学びの創造
第7章  協同的な学び
第8章  教室のジレンマ
第9章  授業のデザイン
第10章  授業の評価
第11章  授業の研究 (1)分析の方法
第12章  授業の研究 (2)言語と社会
第13章  カリキュラムと単元の構成
第14章  専門家としての教師
第15章  改革の展望
参考文献


さとう・まなぶ=教育学博士。東京大学大学院教育学研究科教授。全米教育アカデミー会員、日本学術会議会員、アメリカ教育学会名誉会員。日本教育学会前会長。主な著書に『米国カリキュラム改造史研究』『カリキュラムの批評—公共性の再構築へ』『教師というアポリア』『教育方法学』『学校の挑戦』ほか多数。
型番 978-4-903500-34-8
販売価格
1,676円(税152円)
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