ゴーイング・メインストリーム 過激主義が主流になる日

なぜ彼らはごく普通の人々を魅了するのか?
過激主義は「周縁」のサブカルチャーではない、もはや主流なのだ。


フェミニストで研究者・ジャーナリストの著者が、大衆化した過激主義の現状を、潜入操作で解き明かす!


・公の場で発言する女性たちに集中するインセルの攻撃
・トランスフォビアによって連携する、超保守主義とTERF
・巧みな偽情報作戦を展開する気候変動懐疑論者
・「イギリス女王は爬虫類だ」反ワクチンの陰謀論
・BLMを非難する「ホワイト・ライブズ・マター」
・さまざまな過激主義者を裏でつなげるQアノン
・ロシアが仕掛けるリベラリズムへの闘い


2021年のアメリカ議会議事堂襲撃事件の暴徒のうち、典型的な極右過激主義者は1割足らず。
中心になったのはホワイトカラーの専門職で、女性も少なくなかった。
エコファシズムや悪魔主義のミソジニー、Qアノンに感化されたナショナリズムなどのハイブリッドのイデオロギー
——彼らはネットワークを駆使して連帯し、現実世界へと暴力を持ち込むのだ。

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