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文芸・評論・エッセイ
ジァンジァン終焉
ねぶた祭に竹山を想い、恐山に寺山の姿をみる。 伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主・高嶋進が描く、人生とは、死とは。魂の列島巡礼記。ジァンジァン3部作完結篇
サブカルの聖地・渋谷ジァンジァン。その劇場主だった高嶋進は、その舞台裏とさまざまな出会いを『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』(ともに左右社、2013)ではじめて語った。語られる幾多の出会いの中でも、とりわけ強烈な〈魂〉の存在を著者に焼き付けていったのは、高橋竹山であり、寺山修司であった……。
彼岸に渡りし友を追悼し、終焉の地を探して青森のねぶた祭、長崎の精霊流しを見、霊場恐山の地獄をめぐる。己の内面に錘を下ろし、幽明の境で思索する魂の巡礼記。ジァンジァン3部作完結篇。
もくじ
八十歳の朝だ
竹山ねぶた
恐山
眠れない島
雪
月に憑かれて
甲斐駒ケ岳
高月山
岩木山
甲斐駒に死す
遠い日々
空
あとがき
高嶋進(たかしま・すすむ)
1932年、新潟県生まれ。青山学院大学文学部卒業。
1969年渋谷ジァンジァン、77年名古屋ジァンジァン、80年沖縄ジァンジァン、83年座間味ジァンジァンを開設。
2013年、小劇場ジァンジァンの舞台裏を自伝的小説『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』に描く。
型番
978-4-903500-66-9
販売価格
1,870円(税170円)
購入数
冊
特定商取引法に基づく表記(返品等)
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